投稿が遅くなってしまいましたが・・・夏休みの8月17日に三重県松阪市で開催された「学校給食フェスタ2017」の取材に行ってきました。600名ほどの来場で、通路が人でいっぱいになるほどの大賑わいでした。展示や体験コーナー等があり、親子で楽しく食育に触れるイベントでした。
体験コーナー、ゲームコーナー、展示コーナーなどにより、夏休み中の子供たちは、学校給食や食に関する知識が得られてとても楽しそう!
その様子をお伝えします!
【体験コーナー】
体験コーナーでは、「食材キーホルダーづくり」が行われていました。子供たちは好きな食材イラストを選び、アクリル板に写してから電子レンジで固めてかわいいキーホルダーを作っていました。お絵かきが好きな子供たちは、真剣そのもの♪♪
【ゲームコーナー】
ゲームコーナーでは、「豆つかみゲーム」が行われていました。制限時間内に、箸でどれだけ豆を運べるかな?みんな集中してます。楽しみながらも、正しい箸の持ち方、食事をする時の姿勢が身に付きます。
【展示コーナー】
展示コーナーでは、三重県の郷土食を使った学校給食が紹介されていました。どれも美味しそうです。いくつか紹介します。
1、桑名
【しぐれごはん】
木曽三川の河口にある桑名市は淡水と海水が程よく混ざり、貝が育つ良い漁場です。桑名名産の蛤を保存できるように佃煮にし「時雨蛤」と名付けたのは、松尾芭蕉の弟子、各務支考です。時雨が降る季節に蛤が最も美味しくなることから名づけられました。アサリしぐれをご飯に混ぜたしぐれごはんは、学校給食でも定番メニュー。子供たちの大好物です。
2、伊賀
【豆腐田楽】
田楽はもともと能の田楽からきたもので、竹串をさした豆腐が白装束を着て舞う姿に似ていると言われています。竹串をさした豆腐に味噌をぬり炭火焼きし、表面に少し焦げ目がついたら出来上がりです。味噌の香りと味が、淡白な豆腐を引き立ててくれる伊賀の名物料理です。
3、伊勢
【伊勢うどん】
伊勢市の郷土料理の伊勢うどんは、太い手打ちうどんに秘伝のつゆだれと、刻んだ薬味ねぎをかけて食べます。秘伝のつゆだれの材料は鰹節、煮干、昆布、たまり醤油、醤油、ざらめ糖、砂糖、水を合わせて煮込んで作られます。伊勢うどんの見た目は、色が濃くからそうですが、だしが効いておりからくはないです。かつては、伊勢まいりの参宮街道沿いにうどん屋があり参拝客が食べていたそうです。
4、鳥羽
【たこめし】
鳥羽市にある離島、答志島(とうしじま)では、様々種類の漁業やわかめ、海苔養殖などが盛んで、四季を通じて新鮮な魚介類がたくさん獲れます。タコ漁は、狭い「たこつぼ」の中に入り込むタコの習性を生かして、一年中行われる漁です。タコ飯はお米、タコ、油揚げ、こんにゃく等の具材を一緒に炊きます。タコ飯は、この答志島の郷土料理となります
5、志摩
【しょいめし】
「しょいめし」とは、志摩市可児町の郷土料理です。鶏肉や野菜などを細かく刻み調味料を加えて煮込んだ具を、炊いたご飯に混ぜ合わせて作ります。「しょい」とは、志摩市の方言で「しょうゆ」のことです。仕上げに、生醤油と青ネギを散らして混ぜるのでこの名前がついたそうです。冠婚葬祭時など、人が多く集まる時に食べられています。
このように、三重県内でも様々な給食が提供されています。
来年の学校給食フェスタも楽しみです。
全国の栄養士さんは、どのような給食を提供しているのでしょうか?!とても気になります♪
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