国内レモンの生産量は、どこが№１かご存知でしょうか。

そう、広島です！なんと国産生産量の約６割を占めています！
おだやかで温暖な気候に恵まれた瀬戸内海の島は、寒さやカンキツ特有の病気に弱いレモン栽培に大変適しています。

広島レモンの特徴は、防腐剤を使用していないため、果皮も丸ごと使用できることです！また、※鮮度保持フィルムを使用し１年を通して出荷することが可能となりました。

周年供給の仕組み
露地→露地冷蔵貯蔵→露地鮮度保持フィルム→ハウス

出荷時期によってレモンの色が異なります。10月から12月までは、酸味が効いた香り高いグリーンレモンとして出荷されます。年が明けて1月から5月まではイエローレモンで出荷されます。

鮮度を保つためには、丁寧な収穫も関係しています。
ふさを傷つけないようにギリギリのところで綺麗に切り落とされていますね！

食品の安全性が注目されている中、安心安全な国産果実「広島レモン」はニーズが高まっております。

※鮮度保持フィルム
広島レモンで仕様されている鮮度保護フィルムは、レモン用として住友ベークライト株式会社と共同開発された「P-プラス」という商品を使用しています。フィルムにミクロ穴加工を施す等の方法によって、酸素の透過量の調整を行っています。
中身の青果物の種類、重量、流通環境等に応じた最適なフィルム透過量を設定することができます。それぞれの青果物に関する豊富なデータをもとに、個々の流通条件に合わせて微孔の大きさと数をきめ細かく調整する方法で、野菜や果物に最適な状態にコントロールします。そして呼吸が低くなる平衡状態、いわば青果物の“冬眠状態”を作り出しているのです。

今回は、広島で開催された「第59回栄養教諭・学校栄養職員研究大会」で出展ブースがお隣だったJA広島果実連様にご協力いただきました。誠にありがとうございました。