最近親戚の畑で渋柿が収穫できたので、自家製干し柿を作ってみようと思います。
例年通りたくさんの柿が採れていますが、渋柿を手にしたのは初めて。
「渋柿は干し柿にする」を実践です。
結構大胆に剥いています。
柿自体はかためなのでツルツルすることなく剥けます。
②吊るすためのにひもでくぐる
ひもはカビにくいビニールひもがおすすめ。
収穫の際、枝をT字で残しておけば結びやすかったのですが、
すべて切ってしまったので短い枝になんとかくくり付けました。
これは殺菌のために行う作業なので
グツグツ煮るわけではありません。煮沸消毒です。
沸騰した湯に10秒ぐらい、ヘタの部分も忘れずに浸しました。
柿どうしがひっついているとカビやすくなるそうなので、
柿を軽く拭いてから間隔をあけて干します。
ザ・干し柿のイメージで縦に繋げようと思ったのですが、枝の長さが足りず不安定だったため断念しました。
渋柿に含まれるカキタンニンは水溶性だったものが乾燥させることにより不溶性に変化し、渋味を感じなくなる。
昔の人はよくこれを発見したなと思いつつ、「ご先祖様のお知恵があってこその干し柿、その苦労の道を知ろう!」と決意し、
恐る恐る渋柿を食す。
結果:…渋柿じゃなかった。
「渋柿だよ」と言われていたので疑わなかったのですが、形は四角くなくて、先がとがった形をしていて…?
ただの小さなめの柿だったかもしれません。
でも、せっかく干したのだからそのまま続けようと思います。