「こころのワクチン、私のごはん」
~あなたのエッセイが途上国の給食に~
https://www.wfpessay.jp/2021/
国連WFPは、飢餓や栄養不足で苦し世界中の子どもたちへ、学校給食の支援を行っています。
その一環として、毎年チャリティーエッセイコンテストを開催しており、1通の応募につき、給食3日分にあたる90円が協力企業から国連WFPに寄付されます。2021年は、全国から2万3,075通のエッセイが寄せられました。
弊社株式会社 菜友は、『日本の学校給食の技術を 世界の子どもたちへ』という将来ビジョンを掲げており、栄養満点の給食を世界の子どもたちに届けたいという思いで、毎年チャリティーエッセイコンテストに参加させていただいております。
そしてなんと2021年は、弊社社員が佳作を受賞いたしました!
【株式会社 菜友】
経営サポート事業部 梅村 徳人さん
佳作を受賞したエッセイはこちら ↓↓↓
題名「名古屋で思い出す、遠いアフリカの味」
2020年3月、私は24時間のフライトを経て日本へ帰国した。
私はアフリカ東部のモザンビーク共和国で、ボランティアとして教壇に立っていた。将来小学校の先生になろうとしている生徒達にパソコンを教えていた。言葉や異文化にも慣れもっともっと沢山のことを教えたいと思っていた中、世界でコロナウィルスが猛威をふるい始めていた。世界のフライトが止まり始め、急遽日本へ帰国しなければならなかった。
本来なら今まで共に時間を過ごした生徒達と食宅を囲い、思い出話をしてお別れするはずだった。でも、コロナウィルスで「明日には首都へ行き、明後日の早朝のフライトで帰国」という急転直下の事態となった。満足な挨拶もできず、大好きだった生徒やアフリカ食とお別れをしなければならなかった。
日本に帰国し、食に困ることはなかった。飲食店は沢山あるし、コンビニやスーパーでも沢山の食事を好きなだけ選んで食べられる。でも、物足りなかった。
そんな時、偶然名古屋でガンビアというアフリカ西部の国の食事を提供するレストランを見つけた。アフリカ製の布で彩られた店内、日本とは違うのんびりした時の流れがとても懐かしかった。
私は今、三重県桑名市にある給食関連の会社で働いている。「日本の学校給食の技術を世界の子どもたちへ」というビジョンを掲げているが、アフリカから離れ、このビジョン達成の意欲が薄まっていた。しかし、久々にアフリカの料理を口にし、突然お別れしたモザンビークの生徒たちとの思い出が蘇ってきた。小学校の先生として働いている教え子たちのため、改めて日本の学校給食を世界に届けたいと思った。
遠いアフリカのため、このガンビア料理でアフリカに思いを馳せ、エネルギーを蓄えていきたい。
アフリカでのボランティア活動の詳細については、次回のレポートで詳しくお伝えしたいと思います!
みなさんも、来年度はチャリティーエッセイコンテストを通し、世界中の子どもたちへの学校給食支援に参加されてみてはいかがでしょうか。
給食ひろばのコンテンツ「はなまる給食写真館」では、みなさんが投稿した給食献立の写真点数に応じて、弊社が国連WFPを通じて途上国に対して学校給食プログラムへの寄付しております。
日本の学校給食が、世界の途上国の給食へとつながります。ぜひ、給食ひろばのはなまる写真館へご参加ください♪
【はなまる給食写真館:https://www.kyushoku.jp/photo/】