10月25日(土)ホテルプリムローズ大阪にて行われました、第9回全国学校給食甲子園地区代表表彰式に行ってきました。
10月19日(日)には、東日本地区の地区代表表彰式がありましたが、今回は西日本地区の地区代表表彰式です。
各府県代表となった皆様が緊張した面持ちで、私もつられて緊張してしまいました。
さて、気になる西日本地区の代表ですが、
【中部・近畿ブロック】
・岐阜県高山市学校給食本郷センター
・大阪府泉大津市立上條小学校
岐阜県は鹿児島県と肩を並べて決勝大会進出の回数が多い県で、今回7回目だそうです。上條小学校は、なんと3回連続府代表になっており、今回初めて決勝大会進出です。初の大阪府の優勝になるのでしょうか。
【中国・四国ブロック】
・鳥取県三朝町調理センター
・広島県呉市立白岳小学校
三朝町調理センターは第5回大会でも決勝大会進出しており、21世紀構想研究会特別賞を受賞しています。白岳小学校の栄養士さんは、現在広島県において、食育に非常に力を入れている、と熱弁されていました。がんす、という広島県で主に生産されている食品を使ったバーガーに注目です。
【九州・沖縄ブロック】
・宮崎県延岡市立上南方小学校
・沖縄県竹富町波照間小中学校
上南方小学校は来年度から小中一貫校となり、現在の小学校は閉校、給食室も閉鎖されることとなります。最後まで、上南方小学校の給食はおいしかった、と児童に言ってもらえるよう、頑張ります、と栄養士さんがおっしゃっていました。波照間小中学校は第7回大会以来、2回目の決勝大会進出です。10時間かけて来たかいがあった、と、栄養士さんの代理でいらっしゃった調理員さんがおっしゃっていました。
決勝大会に向け、ガッツポーズで決まっている、西日本地区各代表者の方々です。とっても良い表情をされていました。
表彰式の後は、第4回決勝大会出場、第8回大会全国学校給食甲子園 準優勝 香川県高松市立国分寺北部小学校 栄養教諭 下岡純子先生の講演がありました。
どの内容も具体的で、実際に行っている「ふるさと給食」のこと、決勝大会の対策について、お話を聞いてきました。西日本特有のネタ、ということで、決勝大会会場の水と、こちらの水の質が違うため、ご飯のかたさやだしの出方等の仕上がりに違いがあり、自分の献立に合うミネラルウォーターを持参した、との事を聞き、大会に対する熱意を感じました。
来る12月7日(日)、ついに全国学校給食甲子園 決勝大会が行われます。代表となった皆様が悔いのないよう、お祈り申し上げます。