2学期の真っただ中、どの栄養士さんも目が回りそうな日々を過ごしていることかと思います。
ゆめこは小学校に勤務していますが、2学期は授業が多く給食室と教室を行き来することが多いです。 特に家庭科は5年生の五大栄養素の学習と6年生の献立作成が重なり、給食室と教室とを行き来していると、いったいどちらの学習をしているか頭の切り替えが大変な時があります。
小学校でよく実施しているのは、「栄養士のかわりに給食の献立をたてよう!」と言う企画です。 6年生が授業でたてた献立を給食に登場させるという楽しい授業です。 子どもが立てた献立はとても夢があっておいしそうなのですが、献立を実現させるためにかなりの労力を使います。
子どもの立てた優秀な献立は食材の量や種類が多いです。そのため調理作業内容と、食器の数、配膳時間を考慮する問題があります。その他に心配なのが金銭面。 今年は、特に野菜が高値のため予算が厳しいです。 そのため、いい献立だからすぐ採用というわけにいきません。
私はいつも、今の時期に献立作成の授業を入れて12月の献立組み込むのですが、どの児童の献立を選んでいいかいつも頭を抱えてしまいます。 献立は当日のお楽しみにしているため子ども達は当日までワクワクしているそうなので毎年いろいろ工夫して頑張っています。
予算面は他の日で節約して、配膳や食器の問題は給食室で紙のカップに盛ってあげたりするなど調理員さんにも協力してもらいます。
と、いうわけで今年も子どもたちの作成した献立とにらめっこしています。今年もおいしそうな献立がいっぱいなので頑張らねば・・・
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