ピックアップ栄養素
ビタミンE
とびうおに含まれるビタミンEには抗酸化作用があります。
私たちの体内で絶えず生じている「活性酸素」が細胞膜や血中脂肪を酸化させ、老化や生活習慣病に影響を及ぼします。
その活性酸素の影響を予防するのが抗酸化作用です。
また、ビタミンEha脂溶性ビタミンなので油で調理することで
吸収されやすくなり、ナッツ類などの油の多い種実類にも多く含まれます。
特徴 & ポイント
リアルレポートあごだしをつくってみよう!
山陰地方ではとびうおのことを「あご」といい、その「あご」からとっただしを『あごだし』といいます。
聞いたことはないでしょうか?特にラーメンのだしに使用されていますね。
今回は実際に生のとびうおを加工し、あごだしをとってみたいと思います。
①焼きあごだし⇒とびうおを丸々魚焼きグリルで焼き、乾燥させる。
②あごの煮干し⇒三枚おろししたとびうおを5%の塩水で茹で、乾燥させる。
4日間乾燥させます。
どちらも一晩水に浸け、①焼きあごは頭を取り除く、②あごの煮干しは叩いて細かくしてからだしパックにいれて、だしをとりました。
できあがっただしがこちら☆
左側が①焼きあごだし、右側が②あごの煮干しです。
見た目の色が違うのと
①焼きあごだしは風味、味ともに濃く、
②あごの煮干しはさっぱりとした後味と塩味がありました。
どちらのだしもおいしいですが、
同じ魚でも加工の仕方で風味が変わってきます。