栄養価
エネルギー | 14(kcal) |
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たんぱく質 | 1.0(g) |
脂質 | 0.1(g) |
炭水化物 | 3.0(g) |
ナトリウム | 1(mg) |
β‐カロテン | 330(㎎) |
カリウム | 200(㎎) |
ピックアップ栄養素
β-カロテン
β-カロテンは、色鮮やかな緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種で、強力な抗酸化力を持つ栄養素です。加賀太きゅうりは、淡色野菜ですが、表皮のグリーンにβ-カロテンが多く含まれています
β-カロテンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、ビタミンAとしての働きと、β-カロテンとしての働きの両方を兼ね備えています。
*β-カロテンの効能*
・視力低下・夜盲症の予防、改善効果
・黄斑変性症を予防する効果
・粘膜を健康に保つ効果
・美肌効果
・体の成長を促進させる効果
・ガンを予防および抑制する効果
・抗酸化作用の効果
特徴 & ポイント
片手で持つとずっしりと重い加賀太きゅうりは、1本が600~800gもあります。普通のきゅうり5本分の量があり、別名を『ジャンボキュウリ』ともいいます。東北の短太きゅうりの系統で、形状はずん胴型です。果肉は厚くやわらかいので、普通のキュウリより煮たり炒めたり、加熱する料理に適しています。
加賀太きゅうりは、昭和11年に金沢市久安町の篤農家米林利雄氏が、仲買人から煮食用の東北の短太系きゅうりの種子を譲り受け、近在の野菜農家7人に分けて栽培したのが始まりです。その当時の加賀太きゅうりはウリに近く、三角形で黄色っぽい色だったといいます。しかし長い年月の間、自然交雑によって現在の形状へと変化し、昭和27年頃に金沢特産の加賀太きゅうりとなりました。
料理レポート
加賀太きゅうりの海老しんじょうと和え物
【加賀太きゅうりの海老しんじょう】
材料(3人分)
《だし汁》
- 鶏がらスープ 400cc
- 日本酒 大さじ1
- 醤油/砂糖 各小さじ1
- 片栗粉(餡用) 小さじ2
作り方
4. 海老(5尾)をみじん切りにし、ハンペンと合わせすり身にし、椎茸、片栗粉、日本酒、塩を加えて混ぜる。
5. ④を③の中に詰め込む。少々盛り上がるようにし、飾りの海老を置く。
6. 小さめの鍋に入れて、出し汁で煮る。沸騰したら中火にし、6~7分で火を止め味を滲み込ませる
7.⑥を取り出して、残った汁をしばらく煮詰め、片栗粉で餡を作る。皿に盛りつけた海老しんじょうにこの餡をかけて完成♪♪
火を通すと冬瓜のようにとろとろした食感で、味もよくしみこみとても美味しく頂きました!!
【加賀太きゅうりの和風マヨ和え】
材料(3人分)
- 加賀太きゅうり (1/2本)
- 塩 少々
- しょうゆ 小さじ1
- マヨネーズ 大さじ2
- 鰹節 適量
作り方
- 皮をむき種(わた)をくりぬき、薄切りの輪切りにする
- 塩少々をふり10分ほどつけ、水けが出たらしぼる
- しょうゆ、鰹節、マヨネーズをあえて盛り付ける♪
和え物は、ふわふわとした食感で、醤油マヨネーズとよく合っていました!!
是非、皆さんも加賀太きゅうりをスーパーで見かけたら、作ってみてください。