3月29日日曜日 朝は晴れていましたが畑仕事を始めると曇ってきました。 田んぼも畑もやはり作業をするときは曇りが一番良いと思います。
さて。 この日はズッキーニとインゲンの苗を定植しました。 ズッキーニは大きくわさわさと育つので1株分を秘匿とります。 インゲンは2株ずつ3箇所に植えました。
マルチシートに穴を開けます。 マルチシートの効果は保温、保湿、肥料の保持、雑草の発生を防ぐなど、様々です。 まさにマルチ。 そこへ穴を開けて苗を植えます。 こんなことひとつでもドキドキするものです。 穴開け機でボスっと地面に差込そのまま持ち上げるとカップになります。
そして開けた穴にお水を投入します。 なみなみと。 たっぷりと。
そして、初めての農薬。 何もかも初めてですが「ノウヤク」というサウンドは特別緊張してしまいます。 ズッキーニ、インゲンに使うのはアドマイヤー1粒剤。 インゲンの病害虫はアブラムシ、ズッキーニはアザミウマ類、コナジラミ類です。 メーカーのサイトにもこのアドマイヤー1粒剤の登録情報がありました。
ズッキーニ、インゲンともに植穴あたり2グラム。スーパーでヨーグルトを買うときについてくるスプーン1杯分。これを水を蓄えた植穴にササっと入れます。
そしてインゲン。 ポットに3株ずつあったものを2つ取り、6株を2株ずつに分けました。 ポットから出すと根がびっしり。 これらの苗は3年ものの腐葉土で育てています。山の微生物たちはどれくらいいるのでしょうか。 ホームセンターで買うと高いです。 3年の手間と時間とのバランスなのでしょう。
定植したズッキーニとインゲンの苗に「元気丸」と「えひめAI」を噴霧。 苗の葉の表と裏に丁寧に噴きかけます。 元気丸は木酢駅ににんにく、焼酎、唐辛子、酢を入れて作ります。 えひめAIは納豆菌、ヨーグルト、イースト菌、米糠で発行させて作ります。 どちらも予防的に使うもので、かかってしまった病気や害虫を除去する力はありません。 農家さんに言わせると「気休め」だけど「やらないよりかはやったほうがまし」というものらしいです。
それぞれの苗にドーム型のホットキャップを被せペグで固定し、周りを土で覆ってあげました。 保温、防風の効果があり、株数が少なければトンネル型よりも設置が簡単です。 一方で容量が小さいため高温に弱いというデメリットもあります。 これで、ズッキーニとインゲンの定植はおしまいです。
1週間前に播いたサラダミックスから芽が出ていました。芽と、まだ芽が出ていない畝にも元気丸とえひめAIを噴霧してあげました。 どうか悪い虫がつきませんように・・・。