「いきなり団子」は、熊本県の郷土料理です。輪切りにしたサツマイモと小豆餡を、餅または小麦粉を練って平たく伸ばした生地で包み、蒸したおやつです。
名前の由来は、来客が「いきなり」来ても短時間で作って出せる菓子という意味と、生の芋を調理する「生き成り」という語句の意味が重なっていると言われています。
材料(10人分、単位はグラムです)
さつまいも 300 (輪切り6㎜)
小豆つぶしあん 200
白玉粉 100(練る)
水 130
小麦粉 100
打ち粉用小麦粉 適宜
【作り方】
①白玉粉にぬるま湯をすこしずつ加えて混ぜ合わせ、
落ち着いたら小麦粉を混ぜて生地をつくります。
②30分から1時間生地を寝かせます。
③生地を分割し、手で丸くしておきます。
④バット等にクッキングペーパーで四角く紙を切って
さつまいも、あんこの順にのせて準備をしておきます。
※写真右は団子にしてボールに用意したもの。
⑤団子を手で伸ばし用意した中身にかぶせて
ひっくり返えして包んでつまみます。
※写真はひっくり返した様子。
このまま真ん中を軽く押すと、周りが持ち上がって
くるみやすいですよ。
⑤先ほどの四角いクッキングシートにのせて
30分ほど蒸すと出来上がりです。