いつも本サイトを訪問していただき、誠にありがとうございます。今回は、「給食ひろば」の人気コンテンツ「はなまる給食写真館」についてご紹介します。
「はなまる給食写真館」では、全国の学校給食栄養士様に、学校給食で提供されている献立写真を投稿していただいております。写真1点につき10円、弊社を通じて、国連世界食糧計画(以下、国連WFP)の学校給食プログラムへ寄付しております。
日々の日本の学校給食が、発展途上国の学校給食へとつながっています。
【はなまる給食写真館】
https://www.kyushoku.jp/photo/about/#wfp
*国連WFP 学校給食プログラム*
国連WFPは、飢餓のない世界を目指して活動する国連の食糧支援機関です。
さて、次の数字は、何を表しているでしょうか・・・
・4人に1人
⇒世界中で、慢性的な栄養不良に陥っている、5歳未満の子供たちの数です。
・6,600万人
⇒世界では、6,600万人もの小学生が空腹のまま学校に通っています。
このような子どもたちは、アフリカだけでも2,300万人いると言われています。
・5,800万人
⇒貧しい家庭の子ども達、約5,800万人は、学校に通う事ができず、労働の担い手となる事があります。
このような栄養不足に陥っている子供たちに、学校給食を提供する事によって、毎日学校へ通わせる重要なきっかけとなるのです。
また、子どものお腹が満たされる事により、学習に集中できるようになります。
1日およそ30円で、1人の子どもに栄養たっぷりの給食を届けることができます。
また、およそ5,000円で、1人の子どもに、1年間給食を提供することができます。
【WFP 学校給食プログラム】
http://ja.wfp.org/activities/hunger/school-meals
*「給食ひろば」の寄付活動*
「はなまる給食写真館」は、日本の児童生徒が普段食べている学校給食が、途上国の給食とつながる国内では初めての「社会貢献型プログラム」となります。
平成28年7月~10月の3ヶ月で、みなさんから投稿いただいた給食献立写真は、108枚も集まり1080円寄付することが出来ました。日々お忙しい業務の中、このように全国の学校給食栄養士様にご協力いただける事、心より感謝いたします。
*大人たちから、子どもたちの気づきとなるように・・・*
現代社会において「飽食の時代」と言われる一方で、「子どもの貧困」がクローズアップされています。
「はなまる給食写真館」が学校給食を伝えることにより、大人たちに『学校給食とは何か』ということを考えてもらうきっかけとなること、子どもたちには、日本の学校給食が途上国の子どもたちの学校給食にながっていることなどを認知してもらい、「子どもの貧困」などの飢餓問題への気づきとなることで、食べ残しを減らすなどの効果が期待できると考えました。
日本の学校給食の写真を毎日公開することにより、学校給食の現場である栄養教諭や学校栄養職員の献立立案に係る情報・アイデア共有にも役立つものとなります。
このような活動を通して、日本全体の学校給食のレベルが上がっていくことを期待しています。引き続き、皆様のご協力、心よりお待ちしております。